「結婚式を適当にする」というとなんだか酷い結婚式場だと思われてしまいそうですが、松緑苑はあえて「結婚式を適当にできる結婚式場です」と言います。
「なんでもいい」というカップルさんたち
結婚式というのはもちろん大切なことです。「一生に一度の~」なんて謳い文句は使い古されていますが、そのくらい大切なものだと言えます。しかし弊社はブライダル業界に関わり15年ほどになりますが、結婚式のその重さと多くのカップルさんのニーズに大きな乖離があると認識しています。
ある一定数のカップルさんは「こんな感じで、あとは適当にお任せします」的な方がいらっしゃいます。弊社はノンルーフリゾートウェディングという海外挙式事業も行っておりますが、海外挙式を希望される方は特にその傾向が強いです。
一見すると、このカップルさんたちは結婚式に何の思い入れもないように感じる方も多いと思います。しかし素晴らしい結婚式になる確率は実はこういうカップルさんたちのほうが高かったりします。なぜでしょう?
結婚式の何にこだわるのか
逆に考えてみて下さい。「結婚式は一生に一度だから…」とこだわってこだわって作り上げるとします。では一生に一度だから、と何にこだわるのでしょうか?ここをしっかり考えてみると結婚式の本質が見えてくるはずです。
衣装でしょうか?素敵なチャペルでしょうか?テーブルに置く装花でしょうか?プロジェクションマッピングでしょうか?
いずれも良いことだと思います。決して悪いことだとは思いません。しかしそれがおもてなしする出席者様に喜んで頂けることなら、です。例えば予算オーバーのドレスを着ることで、出席者様にお出しする御食事を粗悪なものにする、それは悪い結婚式の典型でしょう。
ただ実際はそのようなアンバランスな予算配分をしてしまうカップルさんが非常に多いのも事実です。その理由はカップルさんたちのエゴとそのエゴを利用して利益を最大限に膨らませようとする結婚式場をはじめとした業界の誘導です。
多くのウェディングプランナーは
「一生に一度だから高いドレスを着ましょう」
「一生に一度だから高いお花を飾りましょう」
「一生に一度だからこんな豪華なチャペルで挙式をしましょう」
と誘導するのです。プランナーに売上ノルマなんてものが課されている場合もありますので、仕方ないのでしょうか。しかし本当に能力と心あるプランナーならば「そんなに豪華なものは必要ないですよ」と、まずはお二人の不安を取り除き、その上で必要なものをチョイスするのです。
素晴らしい結婚式に豪華なモノやハコは必須ではありません
少々話がずれましたが、一見結婚式を適当に考えているカップルさんの方が素敵な結婚式を実現できる可能性が高い理由が少し分かって頂けましたでしょうか?
こういうカップルさんたちは決して「テキトー」に結婚式を考えているわけではありません。一言で言えばモノやハコにフォーカスするのではなくゲストにフォーカスしているから、モノやハコにこだわりがないのです。適当…というと誤解が生まれやすいですが「適切」に結婚式を作っていくからなんでしょうね。
松緑苑は結婚式を適切な内容で、適切な費用で創り上げることができますよ♪